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地域の工務店を紹介しています

どこと、誰と、どんな風に建てようか?

家を建てようとするとき、依頼先を選ぶのは悩みます。

ハウスメーカー、工務店、建築家、不動産会社、最近ではプロデュース会社が介在している(無印が入っているとか、など・・・複雑化しています。

「結局1社しか選べないのに、いろいろ廻っていいものか・・・」

相談に来られる人の中にはこうした相手を思いやる気持ちを感じる質問をされるときがあります。

時には、

「依頼先を選ぶときどこからどう廻ろうか・・・」

膨大すぎる会社情報をすべては見られないから、「えーい。これも何かの縁や~」と目にした広告でとりあえずはじめてみようということになりますよね。

では、依頼先のことをちょこっと知ってから絞っていきましょう(^^)/

ここでは、建物を建てている会社、人に着目します。

まずは、ざくっと①ハウスメーカー、②工務店、③建築家の3パターンにわけて特徴をまとめてみます。

メリット、デメリットと感じる部分は人それぞれなので、特徴をみながら自分たちは「この特徴が納得いく」という部分を見つけてくださいね♪

では、第3位からいってみよう・・・でなく、①から順にまとめてみます・・・ちょこっと情報源、探し方もあわせてみます。

①ハウスメーカー

特徴はやはり「商品化」!!「商品ブランド力」!!ではなかろうか・・・

部材の生産から施工も工場生産比率を高めてシステム化していますね。自社ブランド力がまさに強み!!

なので役割はまるで部隊。工場生産部隊、営業部隊、設計部隊、現場管理部隊、工場でできない施工については地域の提携工務店へ依頼、アフターサービス部隊という感じです。ですので、家を建てる時に担当になる人は営業部隊の中の担当者になる人ということになります。

自社商品を多用するので品質を安定させています。現場作業が少ないので工期が短いの大きな特徴です。

ある程度準備され、規格された商品の部材の組み合わせなどをもとにラフプランを作り、資金計画などを担当するのも営業マンなので、営業マンの能力や相性がハウスメーカーで家づくりするときのカギを握っている様子です。

 

個人的な話ですが、今ぱっと思いつくハウスメーカーで家を建てた私の知り合い6人くらいいるのですが、「決め手はなんだった?」と聞くと「営業マンがよかったから~」と皆同じ発言をしていました。

ブランド力や商品の品質の安定などでハウスメーカーで家を建てたいなら、「営業マンの力量」が決め手

 

探し方↓↓↓

営業網は日本全国広いので、住宅雑誌、新聞広告、テレビのコマーシャル、インターネット広告、充実したホームページ、各地域に構えている住宅展示場など、情報を目にする機会も多く、情報も比較的得やすいですね。

 

ちょっと補足・・・

地域限定のハウスメーカー色強い特徴をもつ会社もあります。ハウスメーカーと工務店の線引きは何なのか?

ここはスーパーでイメージしてみると、わかりやすいかも。

全国展開しているところもあれば、地域で展開している大手スーパーもありますね。どこも、それぞれのスーパーでおいている品、品質が同じような感じ。

イオンモール、マックスバリュー、ダイエーなど皆知っているみたいなところあれば、マルハチ、マルナカ、トーホー、ボンマルシェ、マンダイ、ナカガワ・・・地域で展開しているというところもあります。(私の住んでる地域絞れますね💦最後のナカガワなんて個人商店のスーパーですから、完全なる工務店、いや職人さんという分類になるかも)

 

②工務店

特徴は「技」そして「統率力」これで生きているのではないだろうかと。

先ほどのスーパーの例えでいくならば、工務店は地域での実績、評判、認知の広さが店舗数、もしくは営業年数という感じでしょうか。

工務店の雰囲気や会社の方針は社長の人柄が表れているところが多いです。それは日ごろ何に力をいれて取り組んでいるかが包み隠さず「技」になって表れているからです。

基本的に自由設計が主体、注文うけて設計して作っていくので建て主である自分たちの希望や条件にあわせて家を造っていきます。

施工について熟知しているのですが、工務店の形態はさまざまで自社で職人を雇っているところ、そうでないところ、そうでないところは信頼関係が築かれた職人さんたちとつながっています。そして、大工職人さんに直接依頼できるというところもあります。

施工者に都合のいいようになりがちなところもハウスメーカーの一定の品質に比べるとあるとよくいわれますが、信頼関係の構築で営業をしているからこそ地域で評判として表れていると思ってください。

社長、代表者の考え方によって家づくりの姿勢が表れていて、設計者や現場管理者、職人さんをまとめる統率力家を買うのではなく、造っていくというのが工務店の特徴です。

言い方が下手ですが、小回りが利く、アットホーム(家族ぐるみのおつきあいなんてことも)、一生のおつきあいとなると言えます。

 

探し方↓↓↓

地元の評判、工務店開催のイベント、会社ショールーム(持っているところは)、インターネットなどですが、目にする機会は細やかに発信をしているところになることが多いかなと・・・多くの人が目にするテレビ、新聞、雑誌、ちらしなどの広告宣伝を頻繁に行っていることが少ないです。

 

③建築家

特徴はずばり、建築家の感性が表れたデザイン力ではないでしょうか?

一級建築士、二級建築士、木造建築士というまさに国家資格を持っている人が自分で独立して事務所を構えて、設計と工事監理を行います。工事は工務店に依頼するので、設計契約と工事契約が別々になります。

建築家に依頼しようということは、細部にわたって、自分たちの希望、好み、相性などがあった上での完全オーダーメイドを実現したい人なので、そういう出会いがある情報源を入手したほうがいいです。

その際に、建築家と進めていくうえで設計力に注視したデザイン性能だけでなく、考え方、工事監理能力もしっかりと把握しておいたほうがいいという特徴があります。

有名な建築家の安藤忠雄の講演会に昔行ったとき、神戸の舞子に建てた住宅は「住むための家でない」という理解のもと建てたと言ってたのが印象的です(笑)

 

探し方↓↓↓

建築家が集まってコンペを依頼できる専門会社、住宅雑誌、建築専門誌、インターネット、あとは、各地域の建築士会などに問い合わせてみるのもいいかもです。

 

 

決め手は皆、「人」

①、②、③とみてきましたが、特徴は別ですが、共通しているのは決め手が「人」ということです。

家を造るのはまさにパートナーとの出会いです。良好な関係を築きたいと思うのは誰しもですよね。それは建てる側、造る側同じです。だからこそ、冒頭のように「結局1社に絞るのに、何社も訪問していいのか・・・」と悩むんですが、相手の特徴を知って、自分の希望をまとめると、自ずとパートナー選びって絞られるものです。

木づかい王国学校は①ハウスメーカー、③建築家の紹介はしておりません。地元密着の②工務店を紹介しています

ご希望をお伺いすると、自ずと特徴があう工務店さまが絞られます。その際は人、つまり工務店の社長様におつなぎしていますので、家を造るなら②工務店と出会いたいと思う方はお気軽にご相談ください♪

 

過ごしやすい季節。そろそろぶたちゃんの出番だなと思いながらドア開放して空けています。

 

 

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