木の家の見極め方
木の家を建てよう♪
家を建てる時、「木」使いますね。そして、「木の家」ってふわっと表現していたりしますが、「木の家」ってなんだろう?いろいろあるよーなんですね。
適材適所で!!なんて聞く方もいますか?
どこが何が?ですよね。これから、もし、木を使って家を建てるならちょこっとせめてこれだけは見ていてほしいな♪
何千万もする出費となる家、木はどこかで使われている、この木の使い方で何千万かけて30年の家の寿命を迎えるのかどうかがガラッと変わってきます。
普段、建築中の家があってちらっとでも見ることができたらご案内しているのですが、ちょっと簡単にまとめますね。
どの部分がどこに適している?
図鑑から丸太の図を拝借。木には芯があって、ぐるぐると年輪が見えますね。冬に育った部分が濃い線みたいに見える部分、線の間の太く見える部分が春、夏にぐんぐん伸びた部分です。赤く見える赤身の部分、白く見える白太の部分とあります。ここはまた後々ね。
今回は芯がある、ないで見ていきますね。
どこの部分をどこに使うかを無駄なく考えて余すことなく使おう!!これはこれまで生きてきた木の命をいただくわけで、先人たちは敬意をもって適材適所見極めてきたのだと思うといつも深い感銘を受けます。せめて木が生きてきた年数、今度は活かそうと人につながっているなんて・・・(キュンですよね♡)
さて、私個人がキュンとなる瞬間のことはさておき・・・
芯去り材
この皮に近い外側の白い部分は、芯がないので芯去り材と言われます。
まだ柔らかくて細胞が活動中で水分も多く、虫もつきやすいです。ですが、反ったり、曲がったりすることも少ないし、木目が綺麗から、下地材や部屋の中の良く見える部分、枠や鴨居、カウンターの板とかね、そういうところに使います。
芯持ち材
こうして芯がある部分は、芯持ち材と言われます。かたくて、虫に強いから土台、柱、梁など構造材に使います。
里山住宅博内で少し前に建築中の家の土台の部分を見てください。
芯ありますね~。
でもね・・・ご案内していると「木は腐りますよね」と聞かれることが8割くらい。
木は腐りますね。いずれは。でも腐っても修繕ができますね。
そして、腐る年数は木の種類、木の使われ方という建て方と、その後の暮らし方で全く変わるものだと思います。あと付け足すなら、その土地の状態とか・・・
日本の家が30年もてばいいとなる寿命と言われてしまったのは・・・一つには、「木」も関係しているという事実がありますね。
日本の気候を知らない木がいっぱいやってきて、
こうやって貼り合わせて造られて流通している「木」もあります。ホワイトウッドの構造材です。
輸入材がいい、悪いとか、木の家は腐る、腐らないとか、そういうことではなくて、家を建てる時に木を使うなら、ちょこっと木のこと、工務店さんに質問してみてください。
なんか、木のこときいたら新たに出会っちゃた~みたいにおもしろいよ~(^^)/
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